tachinonskyの日記

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ブリテン諸島フォーク備忘録「The Ash Grove」(トネリコの森)

ウェールズ 民謡 The Ash Grove  

 こういうのを信仰深き人なら「神の導き」とかそういう風にいうのかもですね。
 別の表現だと「そういう匂いがした」ともいいますね。
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 昨日・一昨日とオルガン修理のお手伝い。
 一緒に作業している教会オルガニストのIさんがいつも弾いている曲が一寸気になって、何という曲ですか?とたずねてみた。
 で、その曲は讃美歌21の91番の曲だったんだけれど、以前の(1954年版)讃美歌集には載ってない曲とのこと。
 で、楽譜を見たら「ウェールズ民謡」と書いてある。
 これは、オリジナルはどんな曲でどんな歌詞なんだろうなあ・・・ということで、「tune name」 の「The Ash Grove」で調べてみた。

 おー! あるではないですか。
 Wikiの英語版には詳しく載ってましたよ。⇒

en.wikipedia.org

 やはりウェールズの民謡。もちろんそのメロディは、彼の地の讃美歌にも採用されているようで、それ故、日本の讃美歌集にも採用されたのでしょう。

 で、オリジナルらしき歌詞も2つ載っていて、どちらも(爺の大好きな)「失われた愛」じゃないですか。
爺は、「マギー」とか「The Unquiet Grave」とか、こういう詞が大好きなのです。(笑)
 そして、たまたま、Iさんが「讃美歌として」弾いていたこの曲のメロディが、歌詞も知らないのに、心にひっかかっるものが、なにか魅かれるものがあったんですね。
・・・という訳で、現代の机の上のアレキサンドリア大図書館のネットで調べてみましたよ。
 調べると、楽譜も動画も出てきますね。
 とはいえ、オルガンで弾くには、讃美歌集の楽譜が一番手っ取り早いですね。
 無信心のエロ爺々だけれど、「楽譜集」としての讃美歌集は一応1954年版も第2集も21ももってるんですよね。 

 楽譜と歌詞はここにありました。
中に動画のリンクもありましたよ。⇒

www.bethsnotesplus.com

 いーですねぇ、こういう歌詞・・・・・あっ、もちろん学生時代に英語赤点だった爺ですから、google先生に訳してもらったんですがね。
 動画を漁っているうちに日本では「とりねこの森」という題名に訳されているようですね。

 で、動画ですよね。
 まずは、シンプルにギター一本の弾き語りのがありましたね。モダンフォーク世代の爺はこういうスタイルの演奏が好きです。

www.youtube.com

 これ↓テンポゆっくりで、爺にはいいですね。加齢により速いテンポについていけなくなった爺なのです。

www.youtube.com


コンサルティーナで弾いてるのもありました。

www.youtube.com

 リードオルガンで弾いたのをさがしましたが、爺好みのがなかったので、パイプオルガンの伴奏の讃美歌21のVerで

 

 

www.youtube.co

 楽譜もあるし、あとは弾けるように練習するのみですね。
 それが一番困難かも・・・(笑)
 最後にグーグル先生に訳してもらった歌詞をコピペしておきましょう。
 これ一番上のリンク先の歌詞を自動翻訳したものです。

歌詞

ウェルチ民謡、トーマス・オリファント作詞、1862年

1. 川の流れが蛇行する緑の谷の向こうで
夕暮れが近づくと、私は物思いにふけります。
あるいは、明るい真昼に、
孤独な灰林の暗い色合いの中で、孤独にさまよう。
クロウタドリが元気に歌っているそこで、
私は愛する人に初めて会いました、私の心の喜びでした。」
私たちの周りに、親愛なる皆さん、私の心の喜びを喜んでください。
嬉しいことに、私たちの周囲ではブルーベルが鳴り響いていました。
ああ、それから、私たちがどれくらい早く別れるだろうかとほとんど考えていませんでした。

2. 谷や山には明るい太陽の光がまだ輝いていて、
クロウタドリは木からその音をさえずっています。
小川や噴水の月光はまだ震えている
でも、私にとって自然の美しさとは何でしょうか?
悲しみ、深い悲しみで私の胸は重く、
一日中私は愛を求めて悲しみに暮れます。
あなたはこだまします、ああ、教えてください、甘い乙女はどこですか?
「彼女は『トネリコ林のそばの緑の芝生の下』で眠っている。」

原文の方も
Lyrics

(Welch folk song, Lyrics by Thomas Oliphant, 1862)

1. Down yonder green valley where streamlets meander
When twilight is fading I pensively roam.
Or at the bright noontide in solitude wander,
Amidst the dark shades of the lonely ash grove.
‘Twas there where the blackbirds were cheerfully singing
I first met my dear one, the joy of my heart.
Around us, for gladness, the dear one, the joy of my heart.
Around us, for gladness, the bluebells were ringing.
Ah then, little thought I how soon we would part.

2. Still glows the bright sunshine o’er valley and mountain,
Still warbles the blackbird its note from the tree;
Still trembles the moonbeam on streamlet and fountain,
But what are the beauties of nature to me?
With sorrow, deep sorrow, my bosom is laden,
All day I go mourning in search of my love;
Ye echoes, oh, tell me, where is the sweet maiden?
“She sleeps, ‘neath the green turf down by the ash grove.”